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心身ともに健康に生きるためのエッセンス

予備知識: 水分と身体①【役割と摂取量】

こんにちは、彩です!

 みなさんは人の身体を占める水分量をご存知でしょうか。

水分量は新生児では80%ほど、成人では65-55%ほど、そして歳とともに水分量は徐々に減り50%ほどになるとされています。

赤ちゃんの肌がみずみずしく柔らかいのはこのためです。

 このページでは予備知識として、人体における水分の【役割】と必要な【摂取量】について説明します。

【水分の役割】

水分は体内で重要な役割を持っています。

摂取した水分は腸で吸収され、血液やリンパ液などの「体液」となり、全身を循環するようになります。すると3つの役割を持つことに。

  1.  運搬: 酸素や栄養分を全身の細胞に届けて、老廃物を体外へ排泄する
  2.  体温調整: 皮膚の血液循環を増加し汗を出して体温を一定に保つ
  3.  環境維持: 新陳代謝が滞りなく行われるよう、体液の質を一定に保つ

そして何度も体内を巡りながら役割を全うした後、腎臓で再吸収不可と判断された体液は老廃物とともに体外へ排泄されます。

 まるで地球上で海水が空や大地を循環し再び海へ戻る過程と同じように、水分は人の体内でも常に循環しながら命を繋いでいます。

海が地球の約70%を占めていることを考えると、いかなる時でも滞りなく水を循環させるためにはこのくらいの水分量が必要であることが伺えます。

 【目安の水分摂取量】

厚生労働省によると水分摂取量は、年齢や体重によって異なる身体が蓄えられる水分量はによって決まるとのことで、目安の量は以下の計算式から導き出せます。

計算式:

  • 体重(kg)x年齢別必要量(ml) = 必要水分量

年齢別必要量:

  • 30歳未満 = 40ml
  • 30-55歳 = 35m
  • 56歳以上 = 30ml

計算例:

  • 26歳44kgの場合
  • 44(kg)x40(ml)=1,760(ml)

と、なります。

※個人の体質によって水分を吸収しやすい身体やしにくい身体、その日の身体のコンディションや運動量などによっても必要な量は変わってきますのでこの摂取量はあくまで目安です。

 

【摂取方法】は次回②の記事でご紹介しますので、まずは自分に必要な水分量を把握するところから始めてみてください。

 以上、水分についてのまとめ①でした。